バイオ超越 - 脳神経マルチセルラバイオ計算の理解とバイオ超越への挑戦

文部科学省 科学研究費助成事業 「学術変革領域研究(A)」 2024〜2029年度

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活動報告 - 2025.07.31

第8回研究交流会を開催しました。

 7月29日に第8回研究交流会を行いました。今回は、平田先生(A04-2班代表)にホストして頂き、システム実装拠点のある中部大学でZoomとのハイブリット形式で開催しました。合計64名(対面30名、オンライン34名)の領域メンバーおよびメンバー研究室の若手研究者や学生が参加し、最新の研究内容や各班が有する独自技術、さらには今後の共同研究の可能性について、活発な質疑応答や意見交換が行われました。アドバイザーとして合原先生と堀尾先生にもご参加いただき、ご助言を賜りました。

 研究会の前には、システム実装拠点で共用される双腕ロボット・四足歩行ロボットの見学や、ヒト行動実験のためのシミュレータを体験しました。実際のロボットを目の前に議論をすることで、領域内で構築してきた数理モデルやウェットウェアを社会(実機)実装に結びつけるための要点を検討しました。

 研究会では公募班メンバーの自己紹介、研究計画として、A04班の池本先生、A01班の河合先生、A04班の三浦先生、A03班の相澤先生、A02班の乘本先生、A03班の森島先生、A03班の相馬先生に研究を紹介して頂きました。ロボット・集積回路の研究から動物脳の研究まで多岐に渡る分野の研究について議論し、領域内での様々な連携や共同研究に関するアイデアを話し合いました。

(文責・A02-1住 拓磨 (東北大学))

プログラム
13:30~14:00見学会
14:00~14:30ノイズで機能化される神経回路モデルによる冗長ロボットの身体モジュール学習池本 周平 (A04)
14:30~15:00身体・制御・環境結合力学系のリザバー計算による外乱を含む未知環境への適応河合 祐司 (A01)
15:00~15:30デジタル脳細胞スパイクインタフェースによるウェット・ハード積層ハイブリッドウェア三浦 典之 (A04)
15:30~15:45休憩
15:45~16:15拡延性脱分極による種を超えた神経系リセット機溝の解明相澤 秀紀 (A03)
16:15~16:45全脳摘出標本を用いたメモリーリプレイの仕組み解明乘本 裕明 (A02)
16:45~17:00休憩
17:00~17:30運動障害後に起きるホメオスタシスな神経回路網再編成機構について森島 美絵子 (A03)
17:30~18:00マルチセルラネットワークによる頑健かつ柔軟な味覚情報処理の解明相馬 祥吾 (A03)

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