バイオ超越 - 脳神経マルチセルラバイオ計算の理解とバイオ超越への挑戦

文部科学省 科学研究費助成事業 「学術変革領域研究(A)」 2024〜2029年度

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活動報告 - 2024.09.26

第1回モデル動物実験講習会を行いました。

担当 :システム神経科学班A03-1 尾崎・正水
参加者:A01-1 保坂さん、加藤さん、A01-2 李さん(松井班)
日時 :2024年9月26日 13:00~18:00(懇親会 19:00~22:00)

 9月26日に、第1回モデル動物実験講習会を実施しました。講習会の最初に、尾崎がスライドを用いて、げっ歯類(マウス)の手術手技について解説しました。具体的には、headplate設置からアデノ随伴ウイルスベクターインジェクションまでの一連の手順を、動画を交えて説明しました。その後、実験室にて2光子顕微鏡システムおよび高速共焦点顕微鏡システムの概要を説明し、実際に動物を用いてデータ取得を行いました。

 次に、蛍光カルシウムイメージング用の解析ソフト「suite2p」の特徴と使い方について解説しました。講習の後半では、各参加者が自身のノートパソコンで取得データを使った解析を行い、JupyterLabやGoogle Colabなどを活用したsuite2pの便利な使用法についても情報を共有しました。講習会を通じて活発な情報交換が行われ、非常に有意義な会となりました。

<動画で説明した手術手技に用いるheadplateなどを手に取って観察>

<2光子顕微鏡システムの説明と神経細胞ファイバーと大脳皮質の2色同時蛍光カルシウムイメージングの様子>

<高速共焦点顕微鏡システムの説明とヒゲ感覚刺激時の大脳皮質の蛍光カルシウムイメージングの様子>

<懇親会>

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